ポスドクから民間へ ~転職の大枠をつかもう~

転職

どうもはむです。今回も私の転職の話です。

前回は、転職エージェントの登録までを書きました。ここから私の怒涛の転職ライフが始まりました。結論としては、転職エージェントは使い得です。敬意を忘れず最大限活用しましょう。

そして、今アカデミアで苦しんでいるあなたを必要としている民間企業はたくさんあります。将来に悩んでいるなら転職エージェントに相談してみてはどうでしょうか。思いもよらない明るい未来が待っていると思います。

餅は餅屋

私はケンドー修介様の”21世紀の人生戦略”というブログを読んで転職エージェントに登録しました。

正直な話、餅は餅屋です。

研究の世界でもそうですが、自分の知らない実験系を一から立ち上げるのはとてつもなく大変です。論文を読んでその通りに実験をやってもまずうまくいきません。これは、論文では肝の部分が記載されていないから、というのもありますが、意外と経験と勘が重要だからです。

これは後にエージェントの方から聞いた話なのですが、私の登録情報を見たときに活躍出来そうなフィールドがすぐに浮かんだそうです。実際に、私は四社受けて三社の内定を頂けました。転職もおそらく経験と勘が重要なのだと思います。

プロに任せましょう、無料ですし。

まずは転職の流れを知ろう

私がJACリクルートメントに登録してから一週間後くらいに連絡が来ました。

JAC Recruitment(ジェイ エイ シー リクルートメント)公式サイト
JAC Recruitment(ジェイ エイ シー リクルートメント)&#1239...

多くの場合、エージェントの方と直接面談するか、電話で面談するかを選ぶことになるかと思います。私は直接面談を希望しましたが、新型コロナ蔓延寸前位でしたので、電話になりました。可能ならば直接面談の方が良いとは思います。少し古臭い考え方かもしれませんが、やはり直接でないと伝わりづらい情報もあります。エージェントの方々は直接企業ともやりとりをしているので、面接での失敗なども裏でフォローしてくれます。ですので、自分のことを少しでも多く知ってもらった方が有利なのです。

さて、電話面談の話ですが。ここではおおまかな転職の流れを教えて頂きました。大体下の流れの感じです。他には、転職に関する希望や転職の経緯などを話します。年収は現職以上が良いとか、やはり研究職が良いとか、勤務地は東京一択とか、自分はどういう職が向いているのか?みたいな感じです。

え、転職の経緯?

当たり前ですよね。転職の理由は聞かれます。

でも、実は私はまだ転職エージェントをこの段階では信用していませんでした。

結婚です、と答えました。もともと婚約もしていましたし、後は婚姻届けを提出するだけだったのは事実です(その状態で半年位はたっていましたが…)。

結婚に伴って、ワークライフバランスを大事にしたいという話をしました。ワークライフバランスを重視したいのも事実でした。アカデミアはそのあたりの感覚とか常識がバグってる人しかいないので、平日12h以上働いて土日も来るのが普通のようでした。ちなみに私は固辞していましたが。

まあ、正直に答えて良いと思います。

アカデミアの労働環境が劣悪なことは周知の事実です。おまけに若手では安定したポストもなく、ボスに逆らおうものならその先のキャリアは失われます(だから研究不正がはびこるんですけどね)。そんな最悪な環境から脱出したいから転職するのが普通だと思います。

とはいえ、ネガティブなことしか言わない人を応援したいとは思わないのが人情でしょう。

この転職で何が実現したいのか?だけははっきりさせておく方が良いと思います。私の場合は、ポストの安定・ワークライフバランスの適正化でした。そして、これらは民間の正規職員になることで達成されます。

世の中には知らない企業がたくさんある

転職エージェントとの一度目の面談の前に、実は履歴書や職務経歴書を作成します。それを踏まえて紹介可能な求人が一度目の面談の最後に提示されます。非公開求人も含まれます。この求人票をくまなく見て、興味のある物や受けてみたい企業を決め、二度目の面談を行います。

スタートアップ企業含め8割方知らない企業でした。

ただ、どこもやってることはとても面白くてなかなか決められないなーと思いました。これを独力でやるとなった場合、正直ゾッとします。自分の知らない企業からの求人まで簡単に把握できるのも転職エージェントを利用するメリットだと思います。

アカデミア出身者を民間は求めているのか?

正直な話、博士号の需要はかつてないほどに高まっていると思います。

  • アカデミアという劣悪な環境に耐えてきたメンタル
  • アカデミアという劣悪な労働環境に耐えてきたフィジカル
  • 最短でも6年以上、研究を続けてきたことが証明されている
  • 論理的思考力
  • 失敗への高い耐性
  • 論文で鍛えられた英語力
  • 予算獲得で鍛えられたプレゼン力・書類作成能力

あたりでしょうか。

特に、スタートアップ企業は優秀なアカデミア出身者を常に求めています。スタートアップ企業では、マネージメントを含めたあらゆる仕事に触れることになります。また、外資系企業では英語がネックになることが多いですが、アカデミア出身者は最低限の英語は出来るので重宝されます。もちろん日系企業へも十分転職できます。

スタートアップや外資系で経験を積み、次の転職へつなげるのが王道だと思います。

中途採用は、新卒採用よりもはるかに厳しいのが現実です。業績が好調だから増員したい、欠員が出たから補充したい、といった場合に中途採用は行われます。ですので、一切妥協されません。ですが、現実には転職エージェントにお金を支払ってでもポスドクを取得したいと考えている民間企業はたくさんあります。

ポスドクのみなさん、将来に悩んでいるなら転職エージェントに相談してみてはどうでしょうか。思いもよらない明るい未来が待っていると思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました