ヘルマリックアンドペイン(HP)の財務状況

セミリタイアを目指す

どうもはむです。

今日はヘルマリックアンドペインの財務状況を見ていこうと思います。

ヘルマリックアンドペインは天然ガスや石油の掘削事業を担っている会社です。HPというのがティッカーですが、ヒューレットパッカードと勘違いしますよね。

現在の配当利回りは13.8%、増配年数は47年です。40ドル/株から20ドル/株を切るくらいまで下落しました。本業は振るいませんが財務は健全ですね

はむ
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2020年9月配当(8/31支払い)から減配しましたね。0.71ドル/株→0.25ドル/株となりました。株価も下落、本業も振るわずですので仕方ないかもしれません。とはいえ、これでも高配当ですので特に売却予定等は無しです。

以前おすすめ銘柄の一つとして紹介しました。↓

利益は出ているの?

まずは利益状況からみていきましょう。2015年くらいまで営業利益・純利益共に堅調で、営業利益率も20%越えであったことが分かります。しかしながら2016年から急激に悪化しています。

これは”逆オイルショック“が原因ですね。要約すると、2014年半ばから2016年初頭にかけて原油価格が急落した出来事です。この逆オイルショックをきっかけに業績が低迷し始めました。

とはいえ、その後徐々に盛り返してきてはいますね。

ですが、2020年にもう一度逆オイルショックが起きました。石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成されるOPECプラスでサウジアラビアは原油の減産を提案しましたが、その提案をロシアが拒否・交渉決裂しました。その結果、サウジアラビアも減産を辞めたことで原油価格が急落しました。

そしてそこにコロナショックも重なり今回の大恐慌につながったわけですね。

コロナウイルスの蔓延自体は仕方がないもののように感じます。ただ、ロシアの原油減産拒否や新型コロナウイルスに対するWHOの対応の悪さ(中国の情報隠蔽も含め)を見ていると、なんだか人災の要素も大きいなと思わざるをえませんね。

さて話を戻しますと、2020年の業績はかなり悪いことが予想されます。とはいえ、世界的な原油減産は進んでいますし、今後はある程度価格統制を行うと思われます。原油価格が戻れば業績は堅調でしょう

配当の推移

次は配当・配当性向を見ていきましょう。配当性向に関しては、2016年・2017年・2019年と純利益がマイナスなので値がありません。

2014年あたりに配当金が急上昇しましたが、その後は減配していない状況です。前項でも述べましたが2014年~2016年は逆オイルショックで業績が悪化しました。また、2020年にも逆オイルショックが起きています。

業績が悪化している状況で配当がどれだけ出せるかは問題ですね。

負債はどうなっているの?

まずは負債比率(自己資本に対する負債の比率)を見てみましょう。ほとんど0に近いですが、2015年あたりから少しずつ上がっています。とはいえ負債はほとんどないといってよいと思います。

流動比率ですが、これは短期的な支払い能力を意味します。すぐに現金化できる資産がどのくらいあるかといった感じでしょうか。非常に高く安定していますので、問題ありません。

財務レバレッジですが、これは自己資本比率の逆数です。自己資本比率で言うと70%あたりを維持していますので、かなり安全な経営をしています。

インタレストカバレッジは近年はマイナスにもなっていますので、やはり本業の調子は良くないといえます。

ここまでをまとめると、本業の調子は逆オイルショックの影響もあって不調だが、これまでの稼ぎなどによる資産で経営自体は極めて堅調である、といえます。

キャッシュフローも見ておこう

最後にキャッシュフローも見ておきましょう。

営業キャッシュフローもフリーキャッシュフローも大方プラスなので、本業によるキャッシュフローはあるといっても良さそうです。

総括

本業の調子は逆オイルショックの影響もあって不調だが、これまでの稼ぎなどによる資産で経営自体は極めて堅調である。というのがヘルマリックアンドペインの状況だと思います。コロナショックの影響があまりにも深刻ですと、無配・減配の可能性もでてきそうですが、財務は極めて健全です。

投資はあくまで余裕資金で。自己責任で行いましょう。

コメント

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